建設キャリアアップシステムの料金が、今年の10月1日から改定されることになりました。
いずれも値上げの方向での改定です。
事業者の料金について
1.資本金に応じて設定する事業者登録料を、全階層で現状の2倍の金額に
・個人事業主:6000円に ※一人親方0円
・資本金500万未満:6000円に
・資本金500万以上1000万未満:12000円に
・資本金1000万以上2000万未満:24000円に
・資本金2000万以上5000万未満:48000円に
以下省略
2.現場の利用料はカードタッチ1回3円から10円に
3.管理者ID利用料は月額200円から950円(年2400円から11400円)に
また令和3年4月1日からは、技能者登録料を2段階方式に改定します。
技能者の料金について
1.登録情報を本人情報・所属先事業者情報・社会保険・建退共加入状況などに限定する「簡易型登録」の登録料は現行の2500円に据え置き
2.技能者のレベルアップに必要な保有資格や研修受講履歴を登録する「詳細型登録」は登録料を4900円とする
3.「簡易型登録」から「詳細型登録」への移行は差額の2400円を支払う
料金改定の背景には、建設キャリアアップシステムの運営主体である、建設業振興基金の累積赤字が多額になっていることにあるようで、同時にコスト削減の措置もされます。今年の9月30日をもって廃止されるサービスは、コールセンターの相談受付と郵送・窓口での申請受付です。
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