先週の16日、浜松市の令和5・6年度入札参加資格定期審査申請の手引きが公開されました。
ここでは建設工事を意識して、注意点になりそうな箇所を確認していきたいと思います。

1.申請の受付
令和4年11月2日(水)から令和4年11月30日(水)
・郵送の場合は11月30日までの消印有効
・持参の場合は浜松市役所北館5階入札室「定期審査窓口」へ9:30~16:00の間に
2.申請内容の変更
令和3・4年度の登録業者は原則その内容を引き継ぐという考え方になる
・登録内容を変更(例:土木+塗装)する場合は「入札参加資格登録変更届」を提出する
※格付け対象業種の追加(例:土木+管)も定期審査中は例外的に受け付ける
・申請区分を変更(例:物品+工事)する場合は「区分追加入力票」を提出する
3.インターネット申請の追加
次の両方に当てはまる業者は、別にインターネット申請が必要になる
・浜松市内に本店を置く「市内業者」
・格付け業種(建築、土木、電気、菅、水道管)のいずれかを登録する
4.経審の結果通知書の扱い
定期審査申請する時点で最新の結果通知書を提出する
・審査期間に経審の申請がされていて、結果通知書を令和4年12月28日(月)までに
提出できる場合には、静岡県または中部地方整備局の受付印がされた経審の申請書の写し
・定期審査に提出した経審の結果通知をその後に新しい結果通知と差し替えることは不可
5.マイナンバーカードの取り組み
格付け主観項目に市が促進している「マイナンバーカード取得の取り組み」を追加
・加点は10点
・「取得状況に関する宣言書」を令和5年1月31日(火)までに調達課へ提出する
・宣言書に記載した「確認日」の時点で常勤職員の80%取得済みが条件
・社員にマイナンバーカード取得を強制してはいけない等の留意事項がある
6.そのほか格付け主観項目
調達課発出の令和3・4年度「総合数値の算定方法と格付基準について」を参照
※格付け基準となる総合数値(例:土木は900点以上がAランク)も変更なし
前回に引き続き「暴力団排除の取り組み」はコロナの影響で除外する
なお以下の項目は引き続き対象となる
・ISO9001、14001またはエコアクション21の認証
・障がい者の雇用
・災害協定の締結
・再犯防止の取り組み
7.市税完納証明書の省略
証明書の代わりに「市税の納付又は納付状況照会にに関する同意書」を提出する
8.添付省略を廃止
前回、添付を省略することができた書類を再び義務化する
・法人の履歴事項全部証明書
・個人事業主の身分証明書写し、後見登記されていない証明書写し
・人的関係に関する申告書
・法人番号の確認資料
以上、私が気になるポイントをお伝えしました。
そのほか詳細は浜松市ホームページからご確認ください。