建設現場における外国人労働者の適正な職場環境整備に向け、
「外国人雇用管理指針」が段階的に改正されます。
不法就労防止の厳格化や新制度の導入など、実務への影響が大きい注意点があります。
知らなかったでは済まされない重い罰則もあるため注意が必要です。
雇入れ時の不法就労を防ぐため、在留カードの目視確認だけでなく、
出入国在留管理庁が提供する無料の「在留カード等読取アプリ」の活用が求められます。
さらに令和9年4月1日からは不法就労を助長した場合の罰則が
「5年以下の拘禁刑、500万円以下の罰金」へと大幅に引き上げられます。
お客様からしばしば「外国人から応募があったが雇用しても問題ないか?」という趣旨
のご相談をいただきます。
その際に私からは「まず在留カードのコピーを見せてください」とお願いをします。
在留資格と有効期間を確認するためです。
アルバイトや外注先の一人親方でも同様に注意して頂く必要があります。
今回の改正では在留カードが偽造されているかもしれない、
という可能性を考慮して読み取りアプリによる検証を求めています。
不法就労助長罪という罪名は、あまり見慣れないかもしれません。
就労資格を持つ外国人はひとりひとり働ける業界や職種が定められています。
在留カードだけでは全ての状況は分かりませんが、当たりを付けることはできます。
日本人と同じ待遇だとしても在留カードの内容とミスマッチであれば不法就労になります。
そのため外国人を雇用する会社にとっては非常に身近なものです。
例え本人と会社側に悪意がなく(うっかりミスだとしても)言い逃れできない、
重い責任を問われる罪です。





