未来は“予測”じゃなくて“創る”もの

右の絵を見て「タブレットね」と思った方も多いと思います。

我が家の次男坊もランドセルに自分のタブレットを入れて通学するようになりました。

 

実はこの絵、今から約50年前にアメリカのアラン・ケイという科学者が、持ち歩いて使えるコンピューターの構想を発表した際の資料です。そう言われると、どことなく古臭い感じもしますね。

 

アラン・ケイの発表後、日本も含めてたくさんの企業が、キーボードの要らない小さなコンピューターの開発に挑み、失敗を繰り返し、10年ほど前、ついにアップルがIpadを発売するに至りました。

 

「こんなモノがあったらいいよね」から40年が経過し、夢がようやく実現したということになります。

 

ある本で「未来は予測するものでなくて創るもの」という考え方を説明するために、この絵と次のエピソード紹介していました。かつてアメリカにNTTのような巨大企業がありましたが、携帯電話が登場した頃に将来の予測を立て(携帯電話は)普及しない、と判断をして事業から撤退したそうです。

 

その後、その会社は吸収されて消滅しました。

実力は充分にありながら“世界中の人が携帯電話を利用する未来を創ろう”としなかったのです。

 

話が大きくなってしまいましたが“自社の未来は自分次第!”という気概を忘れてはいけないな、と感じた今日この頃でした。